Vim で過去のカーソル位置に戻る方法


Jumping Jack / wsilver

Vim でコードを書いている時など、カーソルを以前いた場所にすぐに戻せたら便利だと、常々思っていました。

調べてみたところ、Vim では jump コマンドを使って、カーソル位置の履歴を辿れることが分かりました。

jump コマンド

<C-o> で過去のカーソル位置に戻ることができます。

移動前が違うファイルであった場合も、その違うファイルを開いた上で、カーソルを前いた場所に戻してくれます。

逆に、 <C-i> でカーソル位置の履歴を進むことができます。

key 説明
<C-o> 古いカーソル位置に戻る。
<C-i> 新しいカーソル位置に進む。

Vim の command mode で :help jump-motions を実行すると、この jump コマンドの説明を見ることができます。

o は Old の頭文字から取ったのだと思いますが、 i については謎。

参考

Windows で Vim 環境を構築してみた

Windows での Vim 環境の構築方法について Qiita にまとめてみました。

Windows での Vim 環境の構築方法 - Qiita

私は普段家では Mac を使っていて、会社では Windows を使っています。

Vim の設定ファイル、 .vimrc は GitHub で管理していて、共通の設定を Windows 環境と Mac 環境で使っています。

Windows 環境と Mac 環境で Vim の設定を少し変えるために、環境依存の設定を書いたローカルの設定ファイル .vimrc.local:source コマンドを利用して読み込んでいます。

例えば以下の設定を .vimrc に書いておけば、 Vim 起動時に .vimrc.local が読み込まれます。

if filereadable(expand('~/.vimrc.local'))
  source ~/.vimrc.local
endif

.vimrc.local の内容はこんな感じ。

set lines=38
set columns=160

ウィンドウの大きさを設定しています。

参考ページ

MacVim KaoriYa のススメ

Mac 環境で Vim を使うなら、 MacVim KaoriYa がオススメです。

macvim-kaoriya - MacVim KaoriYa - Google Project Hosting

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insert モードから抜けると自動で日本語入力が off になる機能がとても便利です。

MacVim KaoriYa を使う前は、 insert モードから抜ける度に毎回手動で日本語入力を切り替えていたので、とても面倒でした。

続きを読む

neocomplcache.vim についてまとめてみた

neocomplcache.vim について Qiita にまとめてみました。

neocomplcache.vim まとめ - Qiita

neocomplcache.vim は入力補完機能を提供する Vim のプラグインです。

neocomplcache.vim をインストールしていると、文字を入力している最中に自動で補完候補が表示されます。 (下のイメージの水色の文字が補完候補です。)

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補完候補を選択すると、 neocomplcache.vim が自動で残りの文字を補完してくれます。

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ファイル名も自動で補完してくれます。シェルスクリプト書く時に便利!!!

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